学習室
⑨江戸の養生から現代人が学ぶこと
2018年9月9日 学習室
江戸時代の養生と現代の養生の非常に大きな違いは、今は人間の体の構造を物質的に知りすぎていて「胃のどこが悪い」「腸のここが悪い」とまるで見てきたかのように言っていた。 しかし、体は全体のバランスが大切なので数値などにこだわ …
⑧庶民の生活に養生観が根付いていた
2018年9月9日 学習室
江戸時代の庶民の生活には、様々な行事や風習が位置づけられていて養生の考え方も密接に関わりがあった。 現代の生活と違うのは、暦の意味付けがあった。 お灸に関しても「今日は体のここに人神が宿っているのでお灸はしない」などがあ …
⑦産み落とす江戸時代のお産
2018年9月9日 学習室
江戸時代は当然自宅出産だったが、血を忌(いまわ)しむ漁村など地域によっては「産所」が設けられていたが、一般の家にも「産室」を設ける習慣があった。 部屋の天井から綱がぶら下がっていてそれにすがって出産する「座産」が江戸時代 …
④灸治療は江戸庶民のサプリメント
2018年9月9日 学習室
お灸は自分ですえることができるため「灸医」はおらず、最もポピュラーな医療として一般庶民にまで浸透していた。 自宅で「この日には必ずお灸をすえる」と決めてまさに予防医学として行っていて現代でいえばサプリメントのような位置づ …
③江戸時代の医療システム
2018年9月9日 学習室
江戸時代の医師は、地位の高い順に幕府の医師・朝廷の医師・大名や旗本の医師・町医者・村医者に分かれていた。 しかし、町医者でも腕さえ良ければ幕府に取り立てられることもあり、実力次第で身分制度を越えて立身出世できることもあっ …
②鍼医は医師の中でも身分が高かった
2018年9月9日 学習室
江戸時代には、華岡青州という内科・外科・整骨で高名な医師がいて彼によって初めて瘤(こぶ)・脱肛・舌がん・血瘤・痔瘻などの難手術が行われるようになった。 青州は自身が開発した「麻酔薬通仙散」を使って乳がんの手術に成功したこ …